最初に Cyclocross とは何でしょうか。
簡単に一言で表すならば「自転車使った障害物競走」。
たまに「マジか」というぐらいの登り、もしくは下りがあったり。平坦基調で踏み踏みの区間もあったり。ストレートでも左右にひどい傾斜がついていたり。
コーナー1つとっても鋭角コーナーだったり、逆バンクがついていたり、傾斜がついていたり。
障害物はシケイン・段差・階段・フライオーバーに丸太やタイヤといったものも。乗車のままでは超えられないので、自転車からの乗り降りは日常茶飯事。
「自転車レースなのになんで担いでんの?」
いやいや、そんなモンです。
路面もアスファルトのみならず草地に泥に砂地あり。天候によっても大きく変わる。
自転車を漕ぐパワーだけでなく、路面に合わせたペダリングスキルも必要となる。乗り降りや担ぎのスムースさも必要だし、その時々のコース・路面・バイクの状況に合わせた判断力も勝負の鍵を握る。
そんないろいろな要素の詰まったレース。
パンクや機材トラブルがあったり、時にはライバルとラインをめぐって肩を突き合わせながら、レッドゾーンな強度でゴールへ突き進む。
個人的には Cyclocross レースを始めた頃は単純な楽しさだけだったが、突き詰めてくると体力やテクニック・判断力など自分やチームの持てる全てを使って勝負が決まるレースだと感じるようになってきた。それもまた面白さ。
そんなちょっとヘンテコで、熱く楽しい競技。