Cyclocross への招待

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最初に Cyclocross とは何でしょうか。

簡単に一言で表すならば「自転車使った障害物競走」。

たまに「マジか」というぐらいの登り、もしくは下りがあったり。平坦基調で踏み踏みの区間もあったり。ストレートでも左右にひどい傾斜がついていたり。

コーナー1つとっても鋭角コーナーだったり、逆バンクがついていたり、傾斜がついていたり。

障害物はシケイン・段差・階段・フライオーバーに丸太やタイヤといったものも。乗車のままでは超えられないので、自転車からの乗り降りは日常茶飯事。

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2015-16 全日本男子 Elite @飯山

「自転車レースなのになんで担いでんの?」

いやいや、そんなモンです。

路面もアスファルトのみならず草地に泥に砂地あり。天候によっても大きく変わる。

自転車を漕ぐパワーだけでなく、路面に合わせたペダリングスキルも必要となる。乗り降りや担ぎのスムースさも必要だし、その時々のコース・路面・バイクの状況に合わせた判断力も勝負の鍵を握る。

そんないろいろな要素の詰まったレース。

パンクや機材トラブルがあったり、時にはライバルとラインをめぐって肩を突き合わせながら、レッドゾーンな強度でゴールへ突き進む。

個人的には Cyclocross レースを始めた頃は単純な楽しさだけだったが、突き詰めてくると体力やテクニック・判断力など自分やチームの持てる全てを使って勝負が決まるレースだと感じるようになってきた。それもまた面白さ。

そんなちょっとヘンテコで、熱く楽しい競技。