前回に引き続き、15-16のカテゴリーごと参加者数を見てみましょう。今回はアンダー以下カテゴリーと CL、それからまとめです。
- CL2+3の2/3をCL2として、1/3をCL3としてカウント。
- CK1+2は半数をCK1へ、のこり半数をCK2としてカウント。
レース数が66ぐらい(*1)なので、CL1 の1レースあたりの平均すると10人程度。レースとしてはちょっと寂しい。運営の都合上、CL2 や CM1 と混走(*2)が多いこともうなずけます。
CL2, CL3 のレースは地域によって開催の仕方が異なります。
- 東海, 関西, 四国: CL2, CL3 で開催
- 千葉: CL2+3 で開催
- 湘南, 信州: 大会によってまちまち
- その他: CL2 のみ開催
CL3 はレース時間が15分という設定で、レース!と意気込むにはちょっと物足りないのでは?人数が少ないし CL2 にまとめて開催、というところが多いようです。
ちなみに関西の CL 合計人数は830人で全体の47%。もはやノーコメント。ちなみに2位は信州の241人。関西 CL1 の1レースごと平均をとっても約20人と充実しています。
小学校1,2年生の CK1,と3,4年生の CK2がそこそこいい数字。熱血な親御さんが英才教育してるのでしょうか?
ですが、それより上のカテゴリーの数字は少なめ。といってもCX年齢14歳(←だったはず)、つまり中2ぐらいからは Elite の C4 に出走できるので、U17とCJ(Category Junior) の2つのカテゴリーは不要といえば不要だったりします。U15年代が少ないのがちと気になるな…
まとめ
というか、最後にエリートの人数と比べたら、という視点で見てみましょう。ついでに関西。
親父クラスと CL はほぼ半数が関西ですね。毎度ながら恐るべし。
個人的には Masters が Elite の1/3もいる、というのが驚き。出場制限がかかることのある Elite(C4, C3) から鞍替えする選手も居たりするようなので、今後も増えていくかも?
比べて少ないのが女子と少年少女。確かにお金かかるし、泥々で汚れるし、マニアックな競技だし、気持ちもわからんでも無い。
ですが、やっぱりレースとして緊張感のある程度には人数が増えてほしいですね。
また、若い子たちが複合競技的なシクロクロスで様々な動きを体験するのは、「体育」という意味ではとても良いことです。ロードとピストではペダルを回す、という固定的な動きに終始してしまいますが、シクロクロスでは下りて乗って担いでランして。動きの種類が多くて◎。
だからと言って、はいそうですか、とは増えないのが世の常ですが裾野がドンドン広がっていくと良いですね。選手は各自魅力的たれ、ですヨ!
以上、カテゴリーごとの参加人数でした。
*1: レース数には全日本、年代別、プロローグなど含む
*2: C2, CM1 はレース時間が CL1 と同じ40分なので混走レースをしやすいという都合あり。